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どんちっち神楽時計


提案パース例1

 

「石見」のイメージより山が海に迫った地形、また奇岩断崖の海岸美を表現するためからくり時計の外観を、ステンレスパネルを使用し(塩害の目的もあり)色の対比の美しい緑青色で迫力ある岩の形をデザインしてみました。
岩の下部分(高さ約1・5M)は、ステンレス板を鏡面と ナシ地加工とを組み合わせ、岩に砕け散る波を表しております。また岩の所々には、神楽の面を取り付けます。今の所8面の予定でおりますが、数を増やす事も可能です。この面は動作しません。時計は正面と裏側の2台、金色球形体に取付け、先端には剣型の避雷針を設置。また風速15M以上になると、からくりの演出を中止し安全を確保するための風速感知器も設置します。時計の球体の内部に奇稲田姫を設置しましたのは、大蛇が金の玉を好むという所にもヒントを得ております。

【演 出】
1 始動告知のためスピーカーより神楽が鳴り、岩のストロボ点滅。
2 一旦ストロボの点滅を止める、神楽人形4体せり上る。音楽に合せ回転。
3 天照大御神せり上る。他の4体と同じ様にゆっくりと回転。
(これらの演出は自由に変更出来ます)
4 再びストロボ点滅、下の岩より、金、銀、大蛇の胴体がせり上がる、ロクロを巻いている様子、ゆっくりと回転している。
5 暫らくして(せり上がりの時間を想定)金、銀、銅の3対の大蛇顔を出す。金の玉を狙っている。
6 神楽人形5体降下。
7 大蛇は左右に大きく首を動かし、口を開閉し、サーチライトの眼球を光らし、胴の回転も早くなり、まさに金の玉に襲い掛からんとする動作。岩のストロボも激しく点滅。
8 須佐之男命せり上る。
9 剣を上下にふりながら、時計球のまわりを回転、大蛇を退治する動作。
10 ストロボが消え、大蛇は口を閉じサーチライトの眼光も消える、まず首から下がり、ロクロを巻いている胴体もゆっくりと回転を止めながら静かに下る。動きに合わせ神楽の音量も下げる。
11 神楽の音量が上がると時計球体が半分に割れ、奇稲田姫 現われる。
12 神楽人形5体せり上り音楽に合せ回転。姫は扇をふり喜びの表現。須佐之男命剣を上下に動かす。
13 各自それぞれ下ってゆく、終了。

【特徴と材質】
A 将来の移設の可能性とメンテナンスの作業性を考え、下段、中段、上段、時計球体の4ブロックに分解出来ます。また野鳥などによる外壁のよごれの清掃以外は全て内部より保守点検が出来るため安全が確保出来ます。
B 骨部分の材質はスチールに亜鉛ドブメッキを施し外壁はステンレス鋼板に車両等に使用されているポリウレタン塗装で塩害を防ぎます。
C 制御及び音響機器は全て内部に設置。鍵付点検扉を1ヶ所設けます。
D 人形の材質はFRP樹脂。ウレタン塗装仕上げと致します。
E メカ装置のモーター及びシリンダー等は全て防滴仕様と致します。
F メンテナンスは年1~2回程度、3名2泊3日の予定でおります。
(制御、メカ、人形の保守点検作業)




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